ツバキ文具店
先週までNHKで放送されていたドラマ「ツバキ文具店 鎌倉代書屋物語」の原作「ツバキ文具店」を買って読み終えました。原作には「鎌倉代書屋物語」の副題は付いていません。
ドラマと原作は基本的に同じでしたが、時間経緯が違っていたり筋立てが違っているところがありました。原作には代書した手紙全文の手書きイラストや鎌倉の地図などが挿入されていて、わかりやすかったです。小説としても良い作品です。いちど鎌倉の街を散策して「ツバキ文具店」に行ってみたいなと思いました。
主人公の鳩子と喫茶店の主人との関係はドラマでは結構頻繁に出てきましたが、小説ではちょっとだけで、その後交際をすることになるかについては、鳩子が亡き祖母宛に書いた手紙(最後にある7頁にわたる手書きイラスト)の中に「交際を申し込まれました。」とだけ記されていました。
私の場合、映画やドラマを見てから読む小説が多いのですが、「君の名は。」に続き良い小説が読めました。
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